YOKOHAMA International Open Data Day 2014「エンディングプログラム」レポート

各分科会が終了し、16時半よりエンディングプログラムが開始されました。

冒頭の挨拶と司会は、横浜インターナショナルオープンデータデイの事務局を務めました
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事の杉浦裕樹より行われました。
各分科会の簡潔な総括等や、国内や世界の概況等が述べられました。DSC_6524resize

続いてサイエンスフロンティア高校の生徒が登壇し、
学校で行われた日本マイクロソフト株式会社の田中賢一郎さんが講師を務めた
Windows8アプリ講座(全10回)の内容や様子の紹介が行われました。IMG_4238

HTMLやJavaScriptの基礎的なことからはじまり、Windows8アプリを作る知識等を学んで製作し、
最終回は日本マイクロソフト本社で発表等を行ったとのことでした。

また製作したアプリのデモ等も行われました。RPGゲームや、MIDIファイル作成アプリ、感謝の気持ちを伝えるアプリ「THANK YOU!」がデモされました。

その後マイクロソフトの田中さんが登壇し、「毎週朝8時半に学校に行くのは出社より早いので大変だったが、高校生20名強と行えてよい刺激になった。今後も高校生にこういった機会があると良いのでは」と語りました。

続いて女性起業家とオープンデータの話題に。横浜市経済局が女性起業家を応援するプログラム(例:ウーマンビジネスフェスタ)を実施しており、その中でオープンデータを使ったビジネスを考え、プレゼンを行うプログラムがありました。その参加者の蜂谷 詠子さんが登壇しました。蜂谷さんのチームが考えた、ボランティアを通じて自然な出会いを提供する「ボラ婚」のプレゼンが行われ、また新たなオープンデータもその会を通じて作成できると話されました。

また、この女性起業家×オープンデータの実施に当たっては、日本マイクロソフト椎野 磨美さんがプロデュースする女性コミュニティ「Windows女子部」の協力を頂きました。また椎野さんも前述のプログラムで、横浜市の団地を活用し、住居と仕事とスキルアップ支援を提供する「在宅ワークキューブ」をチームで提案され、そのプレゼンも行われました。サービス提供に当たっては、団地の空き情報や、求人情報と言ったデータを活用する必要があると話されました。IMG_4252

その後、ARまち歩きやWikipedia  TOWNの報告、アイディアソン成果発表とハッカソンの表彰式がありました。

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そして、Code for Kanagawaの設立宣言もありました。設立準備で中心的役割を担った古川和年さんによる、Code for Japanのコンセプトである「シビックテック」ー地域の課題をテクノロジーで解決するなどの説明がなされ、実例として大島の台風被害状況確認サイトの立ち上げや、山梨県の豪雪災害の状況を示したサイトの立ち上げなどが示されました。

設立宣言と同時に参加メンバーも募集されておりましたので、ぜひ興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?

Code for Kanagawa(Facebookページ)

その後、後援いただいた企業様よりメッセージを頂きました。日本IBMの三崎さんや、NTTデータの小林さん、野毛印刷社(会場に設置された5m×5mのガリバーマップをご提供頂きました)の大石さんにご登壇頂きました。

そして、神奈川県根本CIOから講評を頂きました。根本さんから「様々な課題に関して、官だけで出来ることは限られているので、民間と力を合わせていきたい。その上でも、データをきちんと整備し、みなさんにご提供していけるように一歩一歩、積極的にまたチャレンジングに進めていければ。旧東海道などの取組みを活かしつつ、3歩先に進んだ神奈川県にしていきたい。Code for Kanagawaとも是非連携しつつ、皆さんと一緒に行っていければ」といったお言葉を頂きました。

横浜市政策局小林局長から、締めの言葉を頂きました。小林さんから「1859年開港の地に近い大さん橋から一歩が始まる、というのは開港の町・横浜としては大変喜ばしく思っている。オープンデータに関して、とにかくやれることからやってみようじゃないか、という形で旧東海道関係で鶴見区・神奈川区・保土ヶ谷区・戸塚区それぞれに関わり、金沢区では育なび.netが立ち上がった。そういった形で関わる職員も増えている。またそれ以上に市民が進んで行っているのが素晴らしいと思う。素晴らしい横浜にしていこう、ということをみなさんと一緒に行っていければ」といったお言葉を頂きました。

最後に司会の杉浦より「今年、2014年はオープンデータが実際に世の中で繋がっていく年なのではと考えている。横浜オープンデータソリューション発展委員会としても実際に手を動かしてそういった状況を作っていきたい。この委員会はだれでも参加できる組織なので、ぜひ今後の活動にもご参加頂ければ」とのお話がありました。

横浜オープンデータソリューション発展委員会公開グループ(Facebookグループ)

様々なバックグラウンドを持った参加者が集まった横浜インターナショナルオープンデータデイ2014。その多様さが示されたエンディングイベントだったのではないでしょうか。このイベントを契機に、さらにオープンデータに取組む人が増えていくことを願っております。DSC_6708